2014年の歯科診療報酬改定において、歯科訪問診療や口腔機能変化対応などの多くの改定がありましたが、その中でも患者様にとって重要な改定として、「先進医療の保険導入」が上げられます。

先進医療の保険導入について

保険の改正に伴い、小臼歯（前歯から4番目と5番目の歯）の被せ物に歯科用のコンピュータ支援設計・製造ユニット（CAD/CAMシステム）を使用して、歯と同じような色の「ハイブリッドセラミック」の「歯冠補綴物（CAD/CAM冠）」が健康保険適用で使用ができるようになりました。

これまでは自費で行っていた治療がシステムの進化により、保険適用で患者様が治療を受ける事が可能なったことは大きな改定になります。

今後も歯科治療システムの進化に伴い、コンピューターを使用した治療への保険適用が増える可能性が高い状況となっております。